鉄子物語7(酷い脱毛で見る影もなくなった)

パピヨン鉄子
調教の訓練で少しずつ良い子になって行くが
訓練前から軽い脱毛の傾向があったものが酷くなってしまった。


(胸の辺りから脱毛が始まる)



鉄の脱毛について調教の先生に相談すると酷い場合は
都心の専門医を知っているから紹介すると言ってくれた。
しかし、私としてはあまり薬など使いたくなかったので
なんとか自然に治る方法を探したかった。


近所にある小さいが古くからやっている獣医に相談。
ホルモン異常やアレルギーも考えられるが、
今は食事面から改善してみて、栄養的にサポートして様子を見ようと言うことになった。
アルファリノレン酸の入ったご飯とビタミン剤をもらい、
日々、日光浴なども軽く行い、お湯で皮膚を優しく洗う方法などを習った。
シャンプーも使わない。
塗り薬や飲み薬は使わない。
「長い目で見て治して行きましょう」と獣医に言われる。


鉄は日々脱毛は酷くなり、ふわふわで丸っこかった鉄が
見る影も無く、やせっぽっちのピンクの皮膚が見える状態になっていく。
痛々しい。



それでも鉄は無邪気で一生懸命訓練をこなして行った。
外での散歩のとき、飼い主の横について真っ直ぐ歩く技も習得。


次は家の中での行動についての指導となった。
ソファに飛び乗ってしまうことについて相談したら、
ソファなどに,全体にアルミ箔を張ると、
ガサゴソという音でソッファなどから離れるとのことであったが此れは失敗。
鉄には通用しなかった。
また吠えたり、悪いことをするときに、それを止める方法は、
ビールやジュースの缶に紐をつけガランガランと鳴らすと
吠えたり、悪いことをしてたりしてても驚いてやめるとのこと。


また缶が嫌いなので、今も椅子の上には缶をおくようにしている。
鉄の盗み食い防止のためだ。


我が家に遊びにきたかたは、リビングの椅子の上にあるビールの缶を
奇妙な目で見るのであった。



(顔もどんどん酷くなった頃)


鉄子は脱毛してしまって様子が変わったが可愛らしく思う気持ちは大きくなり
私は、この頃、妻を亡くした寂寥感が薄らいでいたことに気づく。
夜も、昼も、いつも、側にいる鉄子
小さい存在がとても大事なものであった。


何とかして鉄子の脱毛を治してやらねばならぬ!


また続きます。

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パピヨン鉄子の今日の遊び


今は毛も生えています。(薄いほうですけどね)



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