河童と私(パピヨン鉄の河童)

もともと芥川龍之介の「河童」が好きだった。
しかし、河童のことを研究し始めたのは、
九州に水質官として転勤になって九州の川と付き合いだしてからだ。
特に、筑後川球磨川、に行くと日本の伝説上の妖怪である河童の話がでてくる。
酒の席では河童の手などのミイラなどを見せてもらったこともある。
水かきが付いていて本物のようであった。
そこで、皆に負けないようにと思って河童について色々と勉強するようになった。
河童については諸説が存在するが
私の調べた結果は下記のようなもの。

河童の発祥の地はメソポタミア平原を流れるチグリス、ユーフラテスの両河川。
インド、中国の、大きな河川には話はない。
が、突然に日本の九州の川に現れ、その親分は福岡県久留米市の水天宮に居たという。
呼び方も色々で、河童は川童(かわわらわ)の変化形というのが一番だ。
その他の呼び名として、がたろう、えんこう、しばてん等が有名だ。

私の子供の頃、海で泳いでいてなかなか上がらないでいると
親に「えんこうに肝抜かれるぞ」とおどかされたものだ。
本当に肝抜かれると思い、慌てて親の元へ戻った思い出がある。

写真の河童は仙台に単身赴任中に購入したもの。
偶然、街中の店先で見つけ、すらりとした姿に惹かれて手に入れた。

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鉄子の日記





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