鉄子の食欲はまだ戻らない。

パピヨン鉄子、涙が多くなって病院に連れて行き３日目である。
いまだ、食欲は完全ではないようだ。
しかし、元気は出てきた。

今日は私のケアマネージャさんがいらして
来月の予定の確認などしてくれた。
鉄は最初は吼えていたが、後は興味津々で、
ケアマネさんの周りをうろついてカバンなどをくんくんしていた。

鉄は小さいときは人懐っこく、誰にでも抱かれていたが、
１歳になる頃から、警戒心が強くなって
家人以外は全く駄目である。
だから客人が来るといつもリードをつけて押さえてある。
しかしケアマネさんのことは、こっそり好きのようだ。

本当は誰にでも抱かれる性格になって欲しい。

今日も、お世話係は一日中、時間があれば鉄子にかかかりっきり。
鉄子のお尻の匂いをかいでみたり、心臓の音を聞いたり、
お腹の温度を触診したり、せわしない。

今朝は良く食べたが、昼は食べなかった。
心配でたまらないお世話係が
夜は、特別席で晩御飯のお粥を用意してやったら
なんだか、すごいものをもらえると思ったか、
気分が良かったらしく、全部平らげた。

長い耳毛が汚れないようにするスヌードが可愛らしい。

鉄子、明日はもっと食べろよ！
お世話係に美味しいお粥を作るように言っておくから。

鉄子物語の原稿はもう進んでいるよ。
今度はじいたんと鉄と一緒に市主催の訓練に参加したときの
あの冷や汗をかいた思い出を書こうと思っているんだよ。

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