破壊女王、鉄子。

パピヨン鉄子は、子犬のときから、破壊魔であった。

（鉄子さんのことですよ！）

手当たり次第というか、歯当たり次第、柱や敷居に噛り付いて、がじがじ。
これは、歯が生える時痒くなりそのためかじってしまうもの。
柱などを齧り、傷を作った。

このようなかじり癖には柱などに唐辛子の粉や、山葵を塗ると良いと言われ、
振り掛けたり塗ったりしたが無駄であった。
後の引っ越しの際、無残な傷跡に紙粘土など貼り付け茶色く塗ってごまかして出てきた。

この可愛いベッドが

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柱の次に壊すのは、自分のベットや玩具。
特に縫いぐるみ系の物は、メチャクチャにしてしまう。

玩具の破壊は、見てないと中の綿も出してしまう。
最近はベットのような大型のものは壊さないようになったが
ぬいぐるみを与えると、ものの１０分でばらばらにしてしまう。

気に入って遊んでいたものも突然破壊対象になる。

それから、私の服やカーデガンなども噛んで穴を空けてしまっていた。
最近の年頃になると服などの破壊はなくなったが
私は、今もって穴の開いたままの服を持っている。

しかし、どんなことをされても、目に入れても痛くないほど、可愛いのであった。
親ばかである。

そして、まだ下痢が治っていない鉄子は明日病院の診察日になっておる。
早く良くなって欲しい。
でも、元気はあるので皆さん、安心してください。

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