庭の番人鉄子と小鳥たち。お世話係の悲しい6月。
さぶろーです。
今日は我が家の小さい庭に遊びに来る小鳥の話をしよう。
庭に来るのは小さいのはすずめ、めじろ、もず、しじゅから、
少し大きいのは、ひよ鳥である。
(しかし、この方が庭の前に君臨)
実は、お世話係には、悲しい6月があった。
雛から買って手乗りで育て、可愛がって9年を共にした
セキセイインコのQを6月に亡くした。
Qは1年前に病気になり、お世話係は病院で強制給餌まで習って自宅で介護した。
可愛い小鳥だった。私も悲しかった。
http://d.hatena.ne.jp/birdland2/20090625/1245889346
(Qのブログ)
そしてお世話係はQの残った餌を、庭の植木鉢に撒いた。
特別に取り寄せていた無農薬の稗や粟。
Qのお墓は庭にありその前の植木鉢は供養のためでもあった。
数日後、親子のすずめが2羽で食べにきた。
すずめの親子は模様も似ている。
かなり長く親子で一緒にいるものだ。
親子はとても美味しい餌に喜んで毎日来るようになった。
そうすると、他のすずめに庭の評判が広まったのか
一度に10羽くらいがくるようになり、お世話係もうれしくて、
わざわざ餌を買ってきてまで撒くようになった。
亡くしたQを思う気持ちがそうさせるようだった。
しかし、庭の番人鉄子はにらみをきかせてスズメに吠える。
すずめは逃げる。
その繰り返しのうち、最初に来た親子の子雀のほうは慣れて逃げなくなった。
その後、成長して立派になった子雀は一人でやってきて
鉄子の方を見ながら吼えられても平気で餌をついばんでいる。
この子がいつか自分の子供を連れてくるかもしれないと思うと楽しみだ。
あと、この餌に寄ってくるのはもず、しじゅうから、ひよ。
めじろは庭にある濃いピンクの山茶花に来て、花をつついて落とす。
他の鳥は庭の大きなマテバシイの木に止まって
餌が撒かれるのを待っている。
小さな庭だが、外出がままならない私にとっては小鳥たちがやってくる癒しの庭となった。
大変な鳥好き(鳥きちがい)のお世話係りは私以上に喜んでいる。
そして最後にサッシを締める時、鉄子はいつも興奮してサッシに噛み付く。
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